自宅で簡単!愛犬のシャンプー方法と頻度について

愛犬にお風呂好きになってもらえば、被毛の汚れを取り除き、体臭を抑えるなど血行促進になりマッサージ効果も期待できます。お風呂に入る事を嫌がらなければ、じっと大人しくしてくれるので、飼い主さんもとても助かると思います。

ただし、あまりに頻繁に洗うと、被毛を保護する皮脂が必要以上に失われ、毛がパサつき炎症を起こす原因になります。

犬のシャンプー頻度はどのくらいがベスト??

失われた皮脂が元に戻るまでには2週間ほどかかると言われています。よほど汚れていない限りは通常3〜4週間に一度行うのがベストです。

【犬の正しい入浴方法について】

入浴前に必ず愛犬の体調をチェックしましょう。トリミングをする前は必ず犬の体調をチェックしてから行います。自宅でシャンプーをする場合も、愛犬の様子に変化がないかチェックしてから行うようにしましょう。

【手順】

①体調に問題なければ、シャワーの湯を出して湯温を確認します。少し温かいと感じる36〜38℃が適温です。夏場はややぬるめに、冬場はやや温かめにして使いましょう。

②犬が驚かないように、後ろの方から徐々に濡らしていきます。シャワーヘッドは犬の体にあてるようにして、頭部を除く全身にむらなく湯をかけていきます。ロングダブルコートの犬種などは、アンダーコートまでしっかり湯が行き渡っているかチェックしながら湯をかけていきます。

③胸や下腹部、下から手の平をあてがい、そこに湯をためて軽く叩きあげるようにすると、まんべんなく湯が行き渡ります。

④次に頭部を濡らしていきます。鼻や耳の中に湯が入らないように注意して、頭の毛を背中に向けてなでるように湯をつけていきます。

⑤全身を濡らしたら、シャンプーを使って洗っていきます。毛がもつれないように背中から左右に分けて、親指の腹を使ってマッサージする要領で皮膚と被毛を洗います。爪を立てないように一定方向に動かすのがコツです。

⑥特に汚れやすい足元、肛門の周囲などには直接シャンプーをつけ、親指の腹で泡だてながらもみ洗いします。

⑦頭部をシャンプーする時は、シャンプー液が目に入らないように注意します。シャンプーは直接つけずに手のひらで泡だててから、その泡で洗うようにすると安全です。目の下は涙、顎は汚れているので入念に、首の周りは頭をしっかり押さえて洗います。ただし、喉は繊細な部分なので軽く洗うようにします。

⑧耳は内側から外側に向かって洗います。垂れ耳の犬は耳たぶの表裏をしっかり洗うようにします。

⑨シャンプーで全身を洗い終わったら、よくすすぎます。すすぎのシャワーは濡らすときと同じ要領で行いますが、今度は頭から始めます。犬は顔が濡れるのを嫌がるので、頭に湯がかかる時間は短めに済むようにします。

⑩すすぎが終わったら、汚れをしっかり落とす為に2回めのシャンプーをします。犬のシャンプーは2度洗いが基本になります。

⑪仕上げのすすぎをします。すすぎ残しのないように全身しっかりすすぎます。腹部や足先など、すすぎ忘れがないように注意します。

⑫頭部を除く全身にまんべんなくリンスをかけましょう。被毛にリンスが馴染むまでしばらく時間をおく。被毛になじませたら完全に洗い流します。リンスの入ったシャンプーなども販売されています。

⑬リンスがすすぎ終わったら耳の中に残っている水を出させます。耳に息を吹きかけると身震いするので、水が残っている場合はそれで抜けます。

※シャンプーリンスについて

犬用のシャンプーは様々な種類があります。全犬種用のシャンプーや薬用シャンプー、ノミ取りシャンプー、アロマシャンプーなど目的別に応じて使い分けできます。皮膚病の犬などに使う薬用シャンプーは獣医師の指導のもとで行うのが原則です。リンスは補助的に使うものなので必ず使わなければいけないものではありません。被毛を柔らかくしたりツヤをだす効果などがあります。リンスシャンプーなどを活用すれば、シャンプー嫌いの愛犬にも時間短縮になるのでおすすめです。また、水を使わないドライシャンプーなどもあります。水に対して極度な恐怖心を持った犬や、怪我や病気などで洗うことが困難な犬に使えます。老犬や妊娠中の犬にも負担をかけることなく使えたり、災害時など緊急時にも使えるので一つ持っているといいかもしれません。ドライシャンプーの種類も豊富で、パウダータイプや泡で出るもの、液状タイプのものなど様々あります。

ブラシの種類と正しい使用方法

グルーミングで使用する用具には様々なものがあります。

ブラシやコームは犬の被毛によって変える為、様々な種類があります。

今回は、一般的に使用されているブラシの種類と正しい使い方について紹介していきます。

◉ブラシ

被毛の手入れには欠かせないものです。様々な種類のブラシを用途によって使い分けています。

①スリッカーブラシ

先が折れ曲がった、針金のような細いピンが並んでいるブラシの事。

特徴:毛玉や毛玉になりかけている毛のもつれをほぐしたり、アンダーコート(下毛)の抜け毛を取り除いたりする時に使用する。

スリッカーブラシの種類も,犬の大きさや被毛タイプに合わせて(ハートタイプ、ソフトタイプ)と種類がある。基本的にどのタイプの被毛にも使用可能。

使い方:鉛筆を持つのと同じように軽く握って、リズミカルにブラッシングするのがコツです。他のタイプのブラシも使い方はこの要領で使います。力を入れすぎてしまうと皮膚を傷つけてしまう事があるので、毛をめくりあげないように注意してください     

②ピンブラシ

長くてまっすぐな金属のピンがゴムの基盤に並んでいるブラシの事です。

特徴:ピンの先が丸くなっている為、被毛や皮膚を傷つけないようにできている。ブラシに不慣れな飼主さんでも安全に使用できる。

主に、長毛種のブラッシングに使用されるブラシです。

使い方:ブラシ全体を使うのではなく、左右のどちらか半分を使ってブラッシングする。力を入れ過ぎると、毛が引っかかって抜けてしまうので注意してください。

③獣毛ブラシ

動物の毛でできたブラシです。豚毛、馬毛、猪毛、豚毛&猪毛の混合

4種類あります。主に使用されるのは豚毛のブラシです。

特徴:毛先の揃っているタイプと揃っていないタイプがあります。

これは、被毛のタイプや用途に合わせて使い分けています。

毛先の不揃いなタイプの方が被毛の通りはいいので、不揃いのタイプの方がおすすめです。ツヤを出す効果があるので主に短毛種に向いています。

 

使い方:鉛筆を持つのと同じように軽く握って、リズミカルにブラッシングするのがコツです。皮脂腺から分泌される皮脂を被毛全体にいき渡らせる事でツヤをだす効果があります。

 

④その他のブラシ

 その他にも、ゴム製のラバーブラシや犬用グローブなど抜け毛や埃を 取り除きながらマッサージ効果も得られるブラシなどもあります。

 

特徴:ゴム製なので皮膚を傷つける心配もなく、犬の体を撫でてあげな   がら埃や抜け毛を取り除く事ができます。被毛にあたる面積が広   いので、特に大型犬に使用される事が多いです。

使い方:ラバーブラシは優しく力を入れ過ぎないように持ち、マッサー    ジをしてあげるように撫でて使用します。手にはめるグローブ    も同様に、優しく体を撫でてあげる事でマッサー効果も期待で    きます。

 

◉コーム(クシ)

形状は人間が使用するものと同じですが、グルーミングで使用されるものは金属製のものです。コームの歯の間隔が広い粗目(あらめ)と、歯の間隔が狭い細目があります。

単独のコームもありますが、粗目と細目が一本で半分になっているタイプが一般的に使用されています。

コーミング方法は、最初に粗目で毛のもつれをとかした後に、細目で仕上げていきます。立毛の犬の毛を立たせる時にも使用され、被毛をカットする時にも毛を立たせてからカットします。

ブラシの手入れ方法

定期的にブラシの手入れを行うようにしましょう。

ブラシについた毛はコームなどを使用して綺麗に取り除く事ができます。

また、洗面器などに消毒用のアルコールを入れて、こすり合わせるように洗うと綺麗になります。